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山越 志津子(やまこし しずこ)さん
前橋市うまれ前橋市そだち
(東京に10年→結婚して前橋にすむ)
まちの駅への通勤時間は車で30分
好きな言葉…「友情」生きていく上でいちばん大切かな。
アートの駅駅長
趣味は…好きなことが仕事になってる!
あとはオペラ鑑賞。外国のサッカーも好き 。
でも、スポーツ全般、やるのは苦手
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まちの駅との出会い
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23のときに、同級生の子が勤めていたので、その子に会いに遊びに来たのが、絵との出会い。
7000円の絵も高いと思ってましたからね、当時は。東京でひとりでがんばっていた頃…やる気があるのに悶々としていて、世の中に恐怖を感じたり。年上の人は恐いけど、若さでがんばってます!っていう、そんな頃に「まさに自分だ」っていう絵を見つけたんです。
目を覆いたくて、隠れたいけど、がんばってるよ、という絵を。
25000円したけど、気にならない値段。「これ、私だから」って、買いました。買って帰って、自分が誇らしかった。…レコードは買えたけど、物知りや金持ちの世界のものかと思っていた絵を自分で手に入れたから。自分でもびっくり。
でも、分からない世界のほんのはじっこを噛んだような嬉しさでした。 生まれて初めてのことをして嬉しかったし。2500万円なら買えないけど(笑)。
その後、結婚して前橋に戻ってきました。同級生の子が「働かない?」って誘ってくれたので、 銀行員をしていたこともあって経理・管理の仕事として入ったんです。
最初の3年間は営業してないんですよ。 勉強しろといわれても、 何をしたらいいのかわからなかったし、いろんなことに興味を持つって言っても、何から手をつけていいのかわからなかったんです。
時間はかかりました。知らないことはいっぱいあるし、深いし、きりがない。 「これでいい、わかった」がないんですよね。
私が入ったのは、もう景気が悪くなってしまった頃だから、人がどんどん減っていって、営業する人がいなくなっちゃったんですよ。で、外に出るようになって…社長ともうひとりと私の3人になってしまったこともありました。
絵を買う人っていい人なんですよ。その他は知らないけど。そういう人と付き合えるのは幸せですね。7年くらい営業したけど、
東京に居てもわからなかったことがわかったような気がします。
「当たり前のことを当たり前にすればいいんだ」ってことですね。ちゃんと気遣えれば、いいことはできるんです。
今はオーケストラの指揮者のような役割になって、以前はお客さんに対して遣っていた気を社員たちに向けるようになりました。何か、ちょっと直したいところがあるけど、あっちから相談にこないかなぁ…、とか、
これからどういう方向で行こうか?とか…。最終的な責任を求められる立場だからこそ、スタッフみんなのやりたい、実行可能なことを組み込んで、みんなが夢を実現する場にしていきたいですね。
――去年から、社長になった山越さん。絵に対する思いもやっぱり人一倍ですね。でも、なんだろう…すごい新鮮な感動を常にしている、というか、持ち続けているというか、なんか眩しいッス。
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まちの駅の案内人に
なってよかったこと
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ここに来て… 人の役に立てる自分が見つかったことかな。
前は人に気に入られるため、認められるために嫌なことも「はい」って言ってたけど、立場が代表になって…。
自分が好きになれたかな。…少なくとも、完璧じゃなくてもやろうとしていることが人に認められるんだって。
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いちばん
心に残っている
一日
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美術館めぐりが好きだっていうお客さんがいらしたときがあって。6年前くらいかな。顔を真っ赤にして、絵と一緒に生活することの素晴らしさを説明したんです。
そしたら、今まで絵を買ったことのないその人が
「絵を買って、自分の家に飾って、一緒に生活をする」って言ってくれたときに「ほんと!?」って。すごく嬉しくなりました。
自分の言ったことが、すこし、その人に影響したんだなって。自分の頭の中にある理想の生活に賛同してくれたのが嬉しかったんです。
――山越さんを分析するなんて、おこがましすぎるんですが、山越さんは「嬉しい」とか「素敵だ」とか「大切だ」とか、いろんなことをバスッと愛でたり褒めたりされます。…なんか侠気を感じます。着いて行きたくなります。
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私のとっておきサービス
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来るもの拒まず。
絵って断定するものじゃないから… 口で説明しても分からないもの。例えば「明るくて、優しくて」って言われても、相手と自分のイメージが違う。
私の考えがはずれてしまっときは残念だけど、ピンときたときは嬉しい。お客さんの役に立てたらいいなと思う、それだけ。
この人とだったらこうかな?好きになってくれたらいいかな?…とか、そっと絵を置いておいて、こっそり反応を見てる感じ。
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最近のマイブーム
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お料理をすること。サザンカが落ちる庭を掃くこと。
それから「リーガエスパニョーラ」。
スペインリーグ、がすごく面白い!ワールドカップで 日本VSロシア戦を見てたんだけど。ふと、あれ?こんな日本のファンばっかりの中で試合している外国の選手って大変だなぁって思ったんです。そんな中で、ロシアのカルピン選手を見つけて、たったひとりの美しい人がいたことでロシアがんばれって思ったんです。
そのポーズをみても絵になるし、完璧な技術を持ってる。完璧なものは美しい、ホントに美しいものはいいもんだなあって。
それから、スカパーを入れて、サッカーよく見てますよ。 どんな親善大使より、 美しい人がひとりいるだけでその国を大切に思うんですよね。友達とかもそうでしょ?相手のことを知らないから、やっつけてもいいと思っちゃうけど、知ったら大切にしたいと思うでしょ。
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元気なこの人、
紹介したい!
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同級生なんですが、いつもさわやかな人がいますね。
元気…というか気丈夫。
いつも優しくて、清々しくて…。
体に悪いこととか、食べ過ぎないとか、やりたくなくても思わずやってしまうことってあるでしょ?
彼女はやらなきゃいけないことをやり、やってはいけないことをやらない。
元気がないところを見てみたいくらい元気な人です。
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まちの駅でこれから
やっていきたいこと
(課題も含めて)
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若い人で、ここにたくさんある美術の本を見たい人もいる。
こういうところにいて時間を過ごすこと自体、素敵なことだと思います…というか、自分だったらこういうところに居たいと思う。
でも、居る・入る権利がないんですよ。コーヒー1杯150円で出したりしよっかなぁって。絵を買いにくる人たちだけじゃなくて、コーヒー一杯の権利を持って、本を読んでもらったり、自分の時間を過ごしてくれたらなぁ…って。
つまり誰でも来て!ってことです。 許可を取ったら始めます。もうメニューもつくってあるし。
――なるほど。絵を買うことが目的じゃなくても、アートのある空間を楽しむことは、だれでもできるっつうことですね。そして、それには、そこに居るための権利としてのコーヒーがある、と。ホントにメニューもできてました。
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管理人から一言
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山越さん、どうもありがとうございました!
山越さんはおしゃれでかっこいいです。そして眩しいくらいにステキです。…でも、なんか侠気(=オヤジっぽい?)ところがあるんですよね。
颯爽としてスマートなのに、「くうぅ〜」って酒を飲み干す絵を想像してしまいます。なんでだろう? すみません。失礼しました。でもスタッフのDさんも、山越さんは実はオトコだ!っておっしゃってましたからね(笑)。…すみません。お怒りのメールはこちらへ
とにかく、セントポールのみなさんは山越さんを始め、素晴らしく素敵な方ばっかりでした。ほんとにたくさん元気をいただきました。
お忙しい中、答えていただきましてありがとうございました。
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