No.17   茂木 亜希さん
アートの駅 (セントポールギャラリー)


 

茂木 亜希(もてぎ あき)さん



富岡市生まれ富岡市そだち
まちの駅への通勤時間は車で55分
好きな言葉…「素直」(…になりたいから。らしいです)

ひとところにジーッとしているのが得意。寒いのが苦手。
…だから温泉大好き。
サウナ瞑想もできる(脱水症状に気をつけてください!!)

まちの駅との出会い

 地元の大学で美学・美術史学を学んで、書籍・流通業あたりで就職を探してみたりもしたんですが、就職難のころでしたから、活動がうまく行かなくて…。
 セントポールは、先輩が入っていたところなので、 紹介してもらったんです。。 働きたいという人、絵が好きな人だったら誰でも入れるって。開かれた場所とも言えますね。
  どさくさにまぎれて入ってしまった面もあるけど、仕事をし始めてから、すごく幸せなところに入れたなぁと実感しましたね。

まちの駅の案内人に
なってよかったこと

 とにかくここのスタッフのみんなに出会えて、ホントによかったと思っています。
 大学に残りたいという気持ちがあったんですよ。…今思えば、ちゃんと努力してなかったとも言えるんですけどね。3年生の夏くらいに、大学院行くかって聞かれて「行けない」って答えたんです。先生がゼミ生徒たちに「資質はない」って繰り返しいわれて…。
 作品を産み出す作家とか論文を書く研究家とかは、何かをつくり出す力を持ってる。こういう人と関わる、近づくときに、
常識や規範を破るのをもっとも悪と思っている人間だから、資質ないのかなぁって。世の中の秩序を壊す方向の研究をしていたけど、 自分は逆の人間だなって。
 でも、セントポールに来て、何かをつくり出す人に関わるようになってみて、ラッキーだったし、貴重な経験ができてると思いますね。

 作家さんとその力んで生まれた作品を、受け止めて、見守って、紹介して…。そこで思ったんです、自分の胸にひっかかってくるものを 正直に受け止め、紹介していければいいって。全部同じようにエネルギーはかけられないかもしれないけど、じぶんにグサッときたものを心をこめて紹介していけることが嬉しいです。

――何かをつくり出すのも、それを全力で受け止めて人に紹介するのも、どっちも、とってもクリエイティヴなことだと思います。「資質」がなくても、楽しめればいいじゃねーか!とにかく進めー!って感じです。

いちばん
心に残っている
一日

 いろいろあるんだけど…。
 今、いいなと思っている作家さんがいるんですけど、去年1月に初めて作品に出会った人なんです。絵の感じから言って、売りやすい作品ではないです。 商品性は低いかもしれないけど、将来性は高いと思っているんです。この人の作品を紹介していきたいし売って行きたかったんだけど、自分の観点に自信が持てなかったんです。
 でも、山越さんに「売り上げや効率から考えるんじゃなくて、今やりたいことを今すぐ始めないと、ずっとこのまま売り上げが伸びないスランプのままだよ」って言われたんです。
 利益か理念か!? … どっちが先?両方は離れてる????って、半年くらいスランプがあったんですよ。両方ともホントは一緒なんですけどね。 利益ばっかり考えてると手も足も出なくなるけど、背中を押してくれる人がいたから、それで踏み出せた気がします。
 作品自体はまだ少ないんですが、今年3月1日〜16日に、ここで個展をやることになりました。
 まだ死にたくないけど、 売る勇気がないときは死ねなかった。今は死ねるかもしれませんね(笑)。 明日死んでもいいと思える

――「一歩」を踏み出す勇気を得たことで、いろんなことがすっきりしたんですね。管理人は、うーん…まだ死ねませんね。

私のとっておきサービス
 もし、私を訪ねて来てくれる方がいらっしゃるとしたら…すごく嬉しいですね。 自分の信じている作家さんや作品、感じたことを、誠意をもってお伝えしたいですね。
最近のマイブーム

 じっとしているのが好き。
 犬(シーズ―とテリアのあいのこ,8歳,メス
)と一緒に、とにかくじっとしてます(笑)。

元気なこの人、
紹介したい!
 うちのスタッフです!

――ホントにそうですね!セントポールのみなさんは、自然体で温かくて、しっかり芯をもっていて、みんな個性的。そしてお互いが尊重し合ってお仕事していらっしゃいます。ホントです。ホントすごいです。

まちの駅でこれから
やっていきたいこと
(課題も含めて)
 絵を扱うということでは、常に、自分の胸にひっかかってくる作家を心をこめて紹介していきたいですね。
 まちの駅は、まだよく分かっていない部分もあるけど、多分、垣根がどんどんなくなる…ということなんだろうなと思います。だから自分も広がっていける。もし、これをきっかけに来てくれる人がいれば、 絵に興味がなくても話していけそうです。
 それから、どうも自分を卑下してしまうんで、素直になります。…みんなに素直になれって言われちゃうんで…。  

管理人から一言
 茂木さん、どうもありがとうございました!
 ニカッと笑う茂木さんです。悩んでいたこととか、あんまり人に言いたくないようなことも、言葉をひとつひとつ選んで、大事に大事にお話ししてくださいました。茂木さんの言葉をすべて理解できてないかもしれないけど、誠意を持って人に接することを常に心がけていらっしゃる方だとお見受けいたしました。そして温かかったッス。
 だから、話し終わってから、とっても幸せな気持ちになりました。
 お忙しい中、答えていただきましてありがとうございました。

 


 

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