No.19   桑原 由里子 さん
アートの駅 (セントポールギャラリー)


 

桑原 由里子(くわばら ゆりこ)さん



伊勢崎市うまれ前橋市そだち
まちの駅への通勤時間は車で30分
好きな言葉…「自分は自分」

セントポールのまちの駅担当窓口。
よくおなかが空くのが特技(?)。
好奇心旺盛。
テニス、卓球、フラワーアレンジ、
お菓子づくりなどなど何でもやっちゃうお方。
早起きと 整理整頓が苦手。 自称「ぐうたら」

 

まちの駅との出会い

 普通の事務を5年間、そのあと1年くらいぷらぷらしてました。派遣社員もやったし、花屋で働いたり…。いろんなところを受けて落ちまくってたんですけど、最初は経理をやるということでセントポールに入りました
 絵は、あまり知らなかったけど、こういうのもいいなぁと思ってここで働こうと思ったんですが、面接してくれたの山越さんと会長が「 可能性はまだわからないから」って。で、がんばってみようって思いました。
 働きだしてすぐに 「経理は3日で終わるから、あとは営業に出なさい」と。それから4年半くらい経ちました。
 「まちの駅」をやることになって、面白いと思いましたね。地元の情報が集まって、いろんなところとお互いに情報交換できるようになるといいなって。

まちの駅の案内人に
なってよかったこと

 今までは、お客さんに会うような仕事じゃなくて、 会社の内部の関係ばかりだったので、こうやって外に出て、お客さんの喜ぶ姿が自分の目で見られることが嬉しいですね。 私が思った以上に、 私の言葉に感動してくれたり。
 「買ったことで気持ちが上向いてきた」「記念の一枚よ」「人生の折り返し地点になった」などなど。
 「すごいな、絵は」って思います。自分が売った絵によって、結果、その方になにかのきっかけを与えられる、その喜びを受けとめられるのはホントに嬉しい。
 「まちの駅」というか、医療の現場にもアートをという活動の中で、アートボランティアとして病院に行ったときは、本当にいい時間を持たせてもらったという気がしました。サンタの格好して、絵をカートに積んで、患者さんのいる部屋をまわって…。

――アートボランティアは、健康の駅の取り組みともリンクしています。自分の得意なもの(絵、歌、パフォーマンスなどなど)を通して、日頃ふれあう機会のない人たちと交流して、お互い元気になろうという活動です。(詳しくはセントポールギャラリーのHPをご覧ください)

いちばん
心に残っている
一日

 去年の夏に絵を買ってくださって、ついこの間、その方からお礼を言ってくださったんです。直にお礼をしてくださったのが嬉しかったです。
 「絵を買ったときから、気持ちが前向きになったよ…」って。いい瞬間に立ち会えたなって思いました。
 絵を買う場合、なにかの機縁で買う方も多いんです。入学とか、出産とか。自分で選べば自分の趣味だけど、プレゼントするのもいいですね。あの人はこういうのが好きだなとか、そういう好みが分からなくても、渡すときに「あなたを思い浮かべながら選んだのよ」とか「こういう気持ちで選んだのよ」って伝えてもらえると、プレゼントされがいがあると思いますね。

――趣味とか好みが出るものは、あまり贈りものにしないものですが、この言葉を聞いて、なるほどと思いました。そして、ここにセントポールのみなさんの温かさの源があると思いましたよ。…管理人なりの解釈ですが「わたしがあなたにあげる」場合、大切なのは「あげる」じゃなくて「わたしがあなたに」の部分なんだな…と。セントポールのみなさんは単に「絵」を扱っていない、その後ろに必ずいる「人」を見てるんだ…と。

私のとっておきサービス
  笑顔で、お向かえしますが、放っておきます(笑)。 好きに見てください、ということで。ひと通り、好きなように見て欲しいですね。
 あとはお茶くらい出しますね(笑)。
 とにかく、ゆっくりしてもらいたいですね。また気軽に来ていただきたいから。
最近のマイブーム

 落語を聞いてます。まだ初心者なんですが、図書館にカセット借りに行って、車の中とか、結構繰り返し聞いてます。
 「雑俳」という噺はすごい衝撃的でした。素人で俳句の会をやって…という内容なんですが、「くちなしや はなからしたは すぐにあご」…とかね。

――渋い。このインタビュー後、駅まで送っていただいたのですが、ホントに落語かかってました。金馬を聞いていらっしゃるらしいです。…管理人は志ん生が好きです。一緒に「まちの駅落研」つくりますかね?

元気なこの人、
紹介したい!

 お客さんで、ピアノの先生なんですけど、元気で好奇心旺盛な方です。
「自分が、いい気を持っていると知らないうちにいろんないい人とつながっていくのよ」って。
 自閉症の子供たちと音楽をやったりしていらっしゃいます。ピアノの発表会も、身内しか楽しめない会じゃなくて、「自分の好きなことをやりなさい」っていうやりかたをしているので、所属してない人も楽しめるんです。
 
音楽と絵は通じるものがあります。
 いいものはすぐ取り入れる、柔軟な人です。

まちの駅でこれから
やっていきたいこと
(課題も含めて)
 「ぐるりんバス」っていう、まち中を走るバスがあるんですが、沿線上の特集をやっているパンフレットがあって、結構面白いんです。入手してみなさんに紹介したいです。で、このアートの駅もそのパンフレットに載せてもらいたい。
 それから、まずは県内の「まちの駅」のみなさんとイベント等でつながっていきたいです。
 お店に来られた方には、常に居心地のいい環境を。
 それから、絵を持つ人をひとりでも多くしたい。最初は「え?絵?」って思うかもしれないけど、暮らしの中で自然になじんでいくものです。心の贅沢を知ってもらいたいですね。

――さすがはまちの駅担当。そのパンフレットに、セントポールの活動も載せてもらえるよう、市に相談に行くって言ってました(…よね?)。

管理人から一言
 桑原さん、どうもありがとうございました!
 控えめなんですが、なんとも優しい感じの桑原さん。気をつかうでもなく、だからといってダラけるでもなく、フンワリとした気分でお話しできますです。それは桑原さんの包容力だと思っていましたが「ぐうたら」だからかも(?)と、思い始めました。…いやいや、県内のまちの駅を制覇しようと、時間が空けばいろんな施設に行かれているんです。ぐうたらなわけないッス。お邪魔したとき、事務局ももっていない、太田市のチラシが情報コーナーに置かれていてびっくりしました。さすがです!
  北関東地域のイベントとかは特に、積極的に参加していただいてます。ありがとうございます。この地域だけじゃなくて、まちの駅つながりで遠くのまちの人たちと交流する機会もつくりますね。
  お忙しい中、答えていただきましてありがとうございました。

 


 

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