和漢薬の成分、材料に関する規制は厳しくて、例えば狂牛病が出てくれば、牛から抽出するような材料は手に入らなくなって、性質が似ており安全性が確認されている別の材料に代替するということが結構あるんです。
うちは和漢薬ですが、和漢薬だけの知識があってもダメなんです。病院で処方されている薬と併せて服用すると、効果が薄れたり副作用がでたりするものもありますから、必ず、来られた方には他に併用しているものがないかうかがいます。結局、西洋の薬の知識も必要になります。
それから、毎年、薬の成分をまとめた事典や書籍は新しくなって発行されるんですが、だからといって昔のものを捨てるわけにはいかないんです。
あの時飲んでいたあの薬の成分がこうだったから、この方にはこちらの薬をすすめよう・・・という風に、お客さんの飲んでいた時期の薬の情報が必要になってきますからね。
――この他にも、薬草のブ厚い本とか、漢方薬の本とか、いっぱいありました。限り無い話しですよね。