No.50   永野 昌博 さん
森の駅 (越後松之山 森の学校 キョロロ)


 

永野 昌博(ながの まさひろ)さん




福岡市うまれ春日市そだち
(学生時代:東京→横浜→松之山)

通勤時間は車で10分
(町営住宅にお住まい)

好きな言葉…「一球入魂」
(何事もここぞ!と思ってがんばる)

趣味はサーフィン、渓流釣り、昆虫採集。
特技は弓道、ペンまわし。
苦手なのはほ乳類の解剖、デスクワーク。
(昆虫はロボットみたいだから平気だけど、
毛をはがされたムササビはグロテスク。)

 

まちの駅との出会い

 もともと、自然は好きで、田舎で暮らしたいという想いはありました。すぐ釣りができて虫が採れるところがいい、都会は嫌だ、と思ってましたから。
 メーリングリストで、キョロロのことを知りました。まず驚きましたね、町の規模と建設地を知って。よくこういう場所に、こんな建物を建てたなぁ・・・と。
 大学では、熱帯作物保護学研究室にいまして、作物の害虫や病理を研究していました。その後、大学院で土壌環境学研究室に入り、土の中に住んでいる甲虫を研究していました。「シデムシ」という、動物の死骸をだんご状にして加工し、口移しで子どもに与えるという習性をもつ虫が専門です。この虫の生息状況が環境指標になります。シデムシは寒いところにいるんです。松之山でも6種類くらいみつけました。

まちの駅の案内人に
なってよかったこと

 松之山に来てよかったことは、生き物が多いこと。それに自然環境が非常にいい。今まで住んでいたところでは、それが捕れたら新聞に載っちゃうような生き物が普通に道路を這っていたりするんですから・・・
 風景や地元の料理も大好きです。まちの方たちもいい人ばっかりで、野菜をもらったりね。・・・その代りにインターネットやパソコンの接続をやってあげたりしてます(笑)。
 それから地元の子どもたちと一緒に生き物を探しにいくのは楽しいですね。実際に触れ合って思うのですが、難しいことを難しく説明するのは簡単だけど、簡単に分かりやすく説明するのって難しいんです。

いちばん
心に残っている
一日

 春、まだ、松之山に来て間もないころ、見た事もないサンショウウオが、うじゃうじゃと道を横切って、バンバン車に轢かれてた光景が忘れられません(笑)。
 桜の咲いている東京からこっちにきたら、まだ雪があったのにも驚きましたね。

私のとっておきサービス

 一緒に網を持って、近くの湿地に行きましょう。何がとれるかはお楽しみ。

最近のマイブーム
 ゲンゴロウです。最近は水生生物にも興味が出て来ました。
 もともと、動物は大好きで、いろいろ飼いたいものはあるんですけど、禁止されてます(笑)。飼っちゃだめだけど、モモンガとか、飼ってみたい。
元気なこの人、
紹介したい!

 うちの隣の「小川屋」さん。
 酒屋さんなのにお菓子をつくっていたり、野菜をつくっていたり、食のことはまかせろ!って感じの人です。いつもお世話になっています。

まちの駅でこれから
やっていきたいこと
(課題も含めて)
 展示をもっと面白くしていきたいです。見るだけの展示ではなく、遊んだり触れられたり、楽しく学べるようにしたい。
 とにかく、どうやって松之山の人たちとそういうものをつくっていくかが課題なんです。自分たちでやっちゃうと物足りないんですよ。例えば魚なんて、自分で採りにいった方が早いと思っていたけれど、地元の方たちの方が経験も知識も豊富なんですよ。
 まちの人に負けないくらい知識を蓄えて、みんなで教えあいたいですね。
 松之山の情報コーナー(おもしろボックス)も出だしは面倒だと思ったけど、関わってもらうことで面白くなると感じています。自然に関するインストラクターもまちの人にお願いしたりしてます。
 木工コーナーも、まちの方たちに来てもらって、子どもたちに教えてもらいながら交流が生まれるだろうし。
 それから、どんどん少なくなってきている棚田を守っていきたいですね。キョロロの中だけが展示物でなく、松之山の自然・景観自体が素晴らしい展示物なんですから。
管理人から一言
 永野さん、どうもありがとうございました!
 自然・虫が好きなあまり、松之山に移住された若き研究者です。生き物のことをしゃべらせたら、話がとまりません(笑)。町の職員として、今後、いかにキョロロをつくっていくかは永野さんにかかっているんじゃないでしょうか。
 土日、少しずつまちの行事に参加したり、ご近所づきあいをしたりして、徐々に松之山町民になっていかれているようです。慣れない土地でのご苦労もあると思いますが、人なつっこい笑顔が周辺の方たちを和ませてくれている・・・そんな気がしました。
 お忙しい中、お答えいただきましてありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 


 

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