No.63  岡田 登 さん
白井宿の駅 (道の駅こもち) −白井宿ふるさと物産館−




岡田 登(おかだ のぼる)さん


子持うまれ子持そだち
まちの駅への通勤時間は車で7分
趣味は仕事
(本当に熱心です。
身体を壊す前に、
仕事だと思って休んで欲しい
・・・とスタッフは心配してます)

特技:新しい企画や魅力的な売り方を考えること
(もちろん考えたらすぐさま実践です、この方は。)
苦手なのは淡々とやる事務仕事

道の駅こもちの「白井宿ふるさと物産館」店長

まちの駅との出会い
 以前は、「おみやげ」の総合商社(東京宝株式会社)で、観光土産品の販売、店鋪企画、バイヤー等の仕事をしていました。 地元の子持村に「道の駅」ができると聞いて・・・仕事で苗場にいた頃です。殆どの人がダメだと言っていたけど、私にはこの「道の駅」を成功させる自信がありました。前の仕事で土産店やテーマパークを40店鋪つくってきていましたからね。お店をやる上で、いいことと悪いことがよく分かっていましたから、今までの知識・経験を活かせば絶対うまくいく!という信念があり、企画書を持って村役場に行ったんです。

──今まで役場に通ったことのなかった岡田さんの渾身の企画は通り、店長になります(第3セクターなので「道の駅こもち」を経営する子持村産業振興株式会社の社長は子持村長)。

 ここをやるのに、役場で考えていた当初の人員は10人足らずのパート。情報と物産と飲食と・・・それを10名でできるわけがないのに・・・。 オープン1ヶ月前に、子持村産業振興株式会社の正式な社員になったのですが、立派な建物だけは出来ていて、物産を提供してくれる生産者の方たちの納品システムや、飲食部門のメニューもなかった・・・。冷凍食品を使うような厨房だった・・・。

──そこからいかにいいものを仕入れいかにいい状態でお客さんに買ってもらえるか、いかに美味しい食事を提供するか?・・・当初の役場案を何度も覆し、妥協を許さないお店づくりをして来られました。

 当初、年間の売り上げ目標は3000万円でした。・・・でも実際オープンしたら、初年度3億800万円、次年度4億5700万円、3年目の今年度は5億3000万円くらいになると予想されます。段々売り上げが増えているんです。
まちの駅の駅長に
なってよかったこと
 思い通りの実績が出せたことです。物産を出してくださる生産者の方たちが元気になったことも!・・・この方たちの笑顔を見られるのが楽しい。自分のやっていることが、地域を元気にしている、地域のためになっているというのが嬉しいですね。
いちばん
心に残っている
一日
 まずは「道の駅こもち」オープン初日ですね。
  成功させる自信はありましたが、本当にお客さまが来てくれるのか、不安と背中合わせでしたね。 もちろん今でも、毎日そういう気持ちでやっています。不安だから、自分の精一杯でやろう、と。全力投球しないで怠けた分、どこかがダメになっていくんだという危機感を常にもっています。

  それからもうひとつ、ものすごく風が強い日でした・・・思った以上にお客さまが来てくれたのは嬉しかったのですが、商品がなかったんです。朝、生産者の方たちが持って来てくれた野菜や物産は、14:00には殆ど売れてしまって、買おうと思っても何も買えないという状態にやきもきしました。・・・こんなに多くのお客さまを逃してしまってる・・・!どうしよう?って。 生産者の方たちも、最初は「商品が売れてしまいました」って連絡したら「また明日出すからね」って。・・・今は午前と午後の2回持って来てくれたり、電話するとすぐ持って来てくれる生産者の方も増えました。生産者の登録も当初の170名から300名に増え、物量・品質ともにアップしました。
私のとっておきサービス
 徹底的にお客さまに満足してもらうことですね。
 満足の結果として売り上げがついてくるんです。 最近、ここのキャッチフレーズを“Hot' Road Station”にしました。ホット・・・温かみのある接客をしていきたい。徹底的に現場(売り場)に出て、棚に陳列された商品をすぐ直す。お客さまの囁きを聞き、お客さまの名前を覚える。来てくれるお客さまにはいつも新鮮でクリーンな売り場で買い物をしていただきたい!

──岡田さんは毎日、朝の7時からトイレ、ごみ箱を掃除しています。徹底的にお客さんのことを考え、絶対手を抜かず後回しにしない・・・スバラシすぎますね。
最近のマイブーム
 NPO。
 まちづくりNPOを設立したいんです。うちの会社は第3セクターですから、合併が進めばどんどん財源が縮小されてしまうでしょう?でも子持にはいいものがいっぱいあるんです。子持の人たちが中心となってNPOでまちを活性化させていきたいですね。
元気なこの人、
紹介したい!
 金井さんです。
 子持村・白井宿の物知りです。歴史全般に詳しくて、こういう方は大切にしなきゃいけないと思います。金井さんの子持への想いや知識を、いろんな人に伝えていきたいですね。
 それから、中沢順作さん。 竹かごづくりの名人。これほど精巧につくれる腕を持った方はいないと思います。
まちの駅でこれから
やっていきたいこと
(課題も含めて)
 道路が整備され、増々お客さまが増えることが予想されます。まずは駐車場の確保ですが、これは行政の力がないとなかなか進みません。
 それから後継者を育てることです。
 それからそれから、子持村を“本物の村”にしたい。・・・手づくりの温かいもの、村産のお蕎麦、こんにゃく・・・など美味しいものを手を抜かずに提供していきたいですね。
 悔いのない人生を生きたい・・・ずーっと「道の駅こもち」に居ようとは思いません。どんどん、そしてとことん、面白いことをして行きたい。例えば、ここの裏手には「白井宿」という古い家なみが残っていて、その中の歴史資料館「和泉屋」を、一年中開けておきたい。お弁当や甘味を出したら、もっと人が来ると思うんですよ。
管理人から一言
 岡田さん、本当にありがとうございました。
 ホントにホントにいつもお世話になっております。岡田さんのひたむきな毎日のお仕事ぶりには感心・・・いえ感動させられっぱなしです。
 手を抜かず、後回しにしない、お客さまへの徹底したサービス・・・これを毎日毎日、身を粉にして実践していらっしゃる姿は、道の駅こもちのスタッフみなさんの誇りなのではないでしょうか?
 有言実行を実物にするとこうなります・・・。でもでも、スタッフのみなさんが言ってましたが、たまにはちゃんと休んでくださいね。管理人もできる限りお手伝いさせてください。

 


 

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